名古屋大学大学院理学研究科 物質理学専攻(化学系)/ 名古屋大学理学部 化学科

概要

理学専攻(物質・生命化学領域)は、有機化学研究室、機能有機化学研究室、生物有機化学研究室、(野依)特別研究室、物性化学研究室、光物理化学研究室、量子化学研究室、分子組織化学研究室、無機化学研究室、生物無機化学研究室の10研究室と有機金属・材料化学グループがあります。化学系の各研究室・グループは、研究教育の両面において物質科学国際研究センター*及び学際統合物質科学研究機構*と密接に連携を保ちながら運営されています。このほかに、研究室・グループへの支援組織として、化学事務室、理学図書室、技術部ガラス工作室、化学測定機器室、G30があります。なお、学部学生は理学部化学科に所属しており、理学専攻(物質・生命化学領域)、各支援組織が一体となって化学教室を構成しています。

* 物質科学国際研究センター:平成10年度に、化学系研究室が中心となって、物質科学国際研究センターが発足しました。このセンターは、新しい物質の創造とその機能の解明を目指して創立されたセンターで、有機物質合成研究、無機物質合成研究、物質機能研究、生命物質研究、分子触媒研究、の5分野と化学測定機器室を中心に研究活動を行っています。
http://www.rcms.nagoya-u.ac.jp/

* 学際統合物質科学研究機構:令和4年度に、化学系研究室が中心となって、物質創製化学に強みをもつ北海道大学、京都大学、九州大学と横断的に連携する研究組織として設立しました。本機構には、4大学の物質創製分野に関わる研究所(名古屋大学物質科学国際研究センター、北海道大学触媒科学研究所、京都大学化学研究所附属元素科学国際研究センター、九州大学先導物質化学研究所)がコアとなり、総勢120名に及ぶ研究者が参画します。これほどの大規模な大学横断的組織を1大学へ設置するのは、名古屋大学としても初めてとなりますが、融合フロンティアの開拓と若手人材の育成に向けて連携した上で、その成果を関連分野や産業界等に還元していくといういわば社会貢献の側面も有しています。
https://irccs.nagoya-u.ac.jp/index.html/

物質理学専攻(化学系)の組織

研究室・研究グループ

その他支援組織

化学教室の広報

  

化学教室の広報については、冊子体・紙媒体から順次、デジタル(デジタル冊子体・動画・SNS・HP(※ リニューアル予定))へと移行して、化学に興味を持つすべての方のアクセシビリティや利便性や利活用に資するようシフトしていきます。また、化学教室の過去(賞、実績、同窓生等)・現在にとどまらず、未来(来る学生、留学生、研究者、そして研究分野の開拓・深堀等)を縫合した総合的かつインクルーシブな化学教室サイトを構築していく予定です。