カリキュラム
名古屋大学理学部では、1年次の間はどの学科にも属さず、広くいろいろな教科を学習することになっています。2年次からは各学科へ分属が行われ、全学教育に加えて化学の本格的な専門教育が始まります。主として選択必修科目の講義を通じて、無機化学、分析化学、物理化学、有機化学、生物化学の基礎を徹底的に学びます。セミナー・演習形式の化学講究も行われ、きめ細かい指導がなされます。3年次にはこれまで学んだ基礎的知識の上にたって、各専門分野の進んだ知識を習得できるよう、より進んだ講義メニューが用意されています。また午後は毎日学生実験に当てられ、「化学実験」(分析化学実験、無機化学実験、生物化学実験、有機化学実験、物理化学実験)を通じて、化学実験の基礎技術を習得し、物質の反応や合成などを実地に体験できるよう配慮されています。
4年次をむかえ、研究室配属要件を満たすと、研究室配属(10の研究室・グループのいずれか)されて卒業研究(特別実験)を行うことになります。卒業に向けた本格的な研究生活が始まります。卒業後は、大学院に進学する学生(他大学を含む)の比率が高いです。
学部の授業(化学科)
成績評価基準
理学部の成績評価基準(2019年度以前入学者)
- 試験、レポート、発表、出席、討議等に基づき、目標達成率を評価する。
- 100点満点で60点以上を合格とし、60点以上69点までをC、70点以上79点までをB、80点以上89点までをA、90点以上をSとする。
- 具体的な評価対象事項は、各授業シラバスの「成績評価の方法」に記す。
理学部の成績評価基準(2020年度以降入学者)
- 試験、レポート、発表、出席、討議等に基づき、目標達成率を評価する。
- 100点満点で60点以上を合格とし、60点以上64点までをC-、65点以上69点までをC、70点以上79点までをB、80点以上94点までをA、95点以上をA+とする。
- 具体的な評価対象事項は、各授業シラバスの「成績評価の方法」に記す。