名古屋大学の世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)の研究拠点。研究室も所在しています。
最近のデータによると、化学教室の学部卒業生の進路は、大学院への進学は約90%であり、その他10%が企業就職などです。学部卒で就職する場合、行き先は高校の教員、国家・地方の公務員、企業の開発部署や総合職など広範囲にわたっています。企業の業種としては化学だけでなく、食料・電気・機会、ときには金融・サービス業にまで及んでいます。
大学院への進学の重要度はますます上がっています。より高度な研究・教育による人材の養成が求められている結果であり、研究にもっと打ち込んでみたいという学生の意欲の現れと考えられます。博士前期課程修了者(修士号取得者)は企業における理系人材の中心です。「理学部在籍」という点が就職に影響することは化学では見られません。この状況は、社会に関連が深い「化学」に関する知識・考え方が高い多様性を有しているためであり、また卒業生が高い習得度を達成していることが評価されているためと思われます。
近年は、企業内でイノベーションを起こせるハイテック人材として「博士号」取得者に注目が集まっています。博士後期課程修了者は、企業の研究職、アカデミア(大学機関や研究所)の研究職での活躍が期待されています。博士号を有した専門人材を投入したいというニーズが近年イノベーションを求める企業で高まっています。研究室や共同研究で専門性を磨き、研究の立案・遂行について豊かな経験を積む、そして成熟した研究者として社会に巣立っていきます。





研究室・学生実験室・化学事務室が所在しています。化学教室の研究室が最も多く所在する建物です。
月〜金午後、3年生の学生実験が行われます。合成、分析から測定、生物実験までここで行います。
研究室・講演室・ケミストリーラウンジが所在しています。
120名収容可能な講堂。卒論や修論発表、セミナー講演などが行われます。ポスター発表やイベントを実施するスペースもあります。
1Fに米国化学会「歴史的化学論文大賞(2021年)」記念の盾が飾られており、2Fには野依特別教授のノーベル賞展示室があります。等身大の野依先生がお出迎えします。
2008年ノーベル化学賞受賞された下村脩博士、物理学賞の小林誠博士、益川敏英博士についての展示室があります。
化学教室に関わる学務、会計、庶務等事務的業務を横断的に行っています。学生の顔が見える距離にあり、縁の下の力持ち的存在として教員と共に学生の皆さんの支援業務を行っています。
3年生や大学院の授業はここで行われます。理学部A館内にあります。
学部2~3年生の授業が行われます。理学部B館内。夕方には学生が自習、レポート作成や宿題に取り組む姿が見られます。
学部2~3年生・大学院の授業が行われます。理学部C館内。遅くまで残って自習に使われていることも。整備が行き届いています。
図書の利用のほか、勉強スペースもあります。化学教室の学生もよく利用します。キャンパス西地区には中央図書館があります。
理学部全体の学務に特化した部署です。学生に関わる各種証明等の公的文書はここで発行してもらえます。また、大学全体に紐づいた届け出などもここで申請します。
カフェラテやランチメニューなど、テイクアウトすることもできます。スターバックスはキャンパス西地区の中央図書館内にあります。
カフェテリアスタイルの学生食堂。午前の授業の後は大変賑やかです。夕食も提供しています。日替わりメニューなど、理学部生の胃袋を満たしてくれます。
和食のレストラン。ランチセットが頂けます。ランチボックスも販売しています。